PC周辺機器を選ぶとき、有線と無線のどちらを選ぶべきかは多くの人が迷うポイントです。マウス、キーボード、ヘッドセット、スピーカーなど、現在ではほとんどのPC周辺機器に有線版と無線版の両方が存在します。無線は配線の煩わしさから解放される一方で、遅延や電池管理の問題があり、有線は安定性に優れる反面、ケーブルの取り回しが課題になります。この記事では、当サイトが楽天市場から収集したPC周辺機器4,829件の実売データをもとに、遅延・安定性・コスパの観点から、どちらのタイプが自分に合うかを判断する具体的な基準を解説します。

有線PC周辺機器の特徴|遅延ゼロと安定性が最大の強み
有線接続のPC周辺機器は、物理的なケーブルでPCと直結するため、入力遅延がほぼゼロで通信が安定しています。電池切れの心配がなく、長時間の作業やゲームに集中できる点も大きな利点です。デスク周りの配線が増える点を許容できれば、コストパフォーマンスにも優れた選択肢になります。
有線接続は、USB-A、USB-C、3.5mmオーディオジャックなど、物理的なコネクタでPCと直接つながる方式です。信号が電気的に伝わるため、無線のような電波干渉や遅延が原理上発生しません。入力デバイスであるマウスやキーボードでは、クリックやキー入力が即座にPCに伝わり、ゲームや動画編集など瞬間的な反応が求められる用途で有利です。
当サイトが楽天市場で集計した実売データでは、PC周辺機器の中心価格帯は¥3,090〜¥19,926に分布しています。この帯では有線モデルが無線モデルに比べて平均して20〜30%ほど低価格で販売されており、同じ機能・性能であればコストを抑えられる傾向が見られます。たとえば、有線ゲーミングマウスは¥3,000〜¥5,000の価格帯に多数の選択肢があり、無線版は同等の性能で¥7,000〜¥10,000の価格帯になることが一般的です。
有線接続のメリット
- 遅延ゼロ: 物理接続のため入力から反応までの遅延が実質ゼロです。FPSゲームや音楽制作など、1ミリ秒単位の遅延も許されない用途で信頼性が高くなります。
- 通信の安定性: 電波を使わないため、Wi-Fiルーターや電子レンジなど周囲の電波環境に影響されません。Bluetooth機器が多数稼働している環境でも接続が途切れる心配がありません。
- 電池管理不要: 電源をPCから常時供給されるため、電池切れで作業が中断されることがありません。充電の手間もなく、使いたいときに必ず使える状態が保たれます。
- 価格が安い: 無線通信チップや電池を搭載しない分、製造コストが低く、同じ性能帯で比較すると有線モデルのほうが2〜3割ほど安価に購入できます。
有線接続のデメリット
- 配線が煩雑: デスク上にケーブルが増えるため、見た目がすっきりしない、配線が絡まる、掃除がしにくいといった問題が生じます。複数のデバイスを接続すると、PCの周囲がケーブルで覆われる状態になります。
- 可動範囲の制限: ケーブルの長さがそのまま使用範囲の限界になります。ソファに座ってPCを操作する、大型モニターから離れて作業するといった使い方は難しくなります。標準的なケーブルは1.5〜2m程度のため、デスク周辺に行動範囲が限定されます。
- ポート数の制約: PCのUSBポート数には限りがあり、マウス、キーボード、ヘッドセット、Webカメラなど複数の有線機器を接続すると、ポートが不足してUSBハブが必要になる場合があります。
有線接続が向いている人
- ゲーマー: 1フレーム単位の遅延が勝敗を分けるFPSや格闘ゲームでは、有線接続の遅延ゼロが大きなアドバンテージになります。プロゲーマーの大会では有線デバイスが標準です。
- 動画編集者・音楽制作者: タイムライン上のカットや音の配置など、正確なタイミングが求められる作業では、入力と画面の同期が重要です。有線接続なら入力遅延を気にせず作業に集中できます。
- 固定デスク作業が中心の人: デスクの定位置で長時間作業する場合、配線の煩雑さはケーブルマネジメントで一度整理すれば気にならなくなります。可動範囲の制約も問題になりません。
- コストを抑えたい人: 同じ性能帯で比較すると有線モデルのほうが明らかに安価です。予算を抑えつつ高性能な周辺機器を手に入れたい場合、有線は最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
無線PC周辺機器の特徴|自由な配置と快適性を優先
無線接続のPC周辺機器は、Bluetoothや2.4GHz独自規格によってケーブルレスで使用できる点が最大の魅力です。デスク周りがすっきりし、移動や持ち運びが容易になります。最新モデルでは遅延も大幅に改善されており、一般的な作業であれば有線との差を感じないレベルに達しています。ただし電池管理と価格の高さは考慮が必要です。
無線PC周辺機器は、BluetoothまたはUSBドングルを使った2.4GHz帯の独自無線規格で接続します。Bluetoothは汎用性が高く、ドングル不要でPCやスマートフォンと接続できますが、やや遅延が大きい傾向があります。一方、ロジクールのLightspeedやRazerのHyperSpeedなど、メーカー独自の2.4GHz無線規格は、遅延を1ミリ秒以下に抑えた製品もあり、ゲーミング用途でも実用レベルに達しています。
当サイトが楽天市場で集計した実売データでは、レビュー数と評価から算出した独自スコア上位の商品は、平均評価★4.5と高評価に集中しています。この上位群には無線モデルが多く含まれており、特にワイヤレスマウスやワイヤレスキーボードは、ユーザー満足度の高い製品として定着していることがわかります。配線のストレスから解放される快適性が、評価に強く反映されている傾向が見られます。
無線接続のメリット
- ケーブルレスの快適性: デスク上にケーブルがないため、見た目がすっきりし、掃除がしやすくなります。マウスやキーボードを動かすときにケーブルが引っかかるストレスもありません。
- 自由な配置と可動範囲: 電波が届く範囲(一般的に10m程度)であれば、どこからでも操作できます。ソファでくつろぎながらPC操作する、プレゼン時に離れた位置からマウスを操作するといった使い方が可能です。
- 持ち運びやすさ: ケーブルが不要なため、ノートPCと一緒にカバンに入れて持ち運びやすく、外出先や会議室でもすぐに使い始められます。リモートワークで自宅と職場を行き来する場合にも便利です。
- 複数デバイスとの切り替え: 一部の無線キーボード・マウスは、ボタン一つでPC、タブレット、スマートフォンなど複数のデバイス間を切り替えられる機能を持ちます。デバイスごとに周辺機器を用意する必要がなくなります。
無線接続のデメリット
- 電池管理の手間: 充電式バッテリーまたは乾電池で動作するため、定期的な充電や電池交換が必要です。電池切れに気づかず作業が中断される場合もあります。充電式は1〜2週間に1回、乾電池式は数か月に1回の交換が目安です。
- 遅延の存在: Bluetooth接続では10〜30ミリ秒程度の遅延が生じることがあり、音ゲーやFPSなど瞬間的な反応が求められる用途では不利になります。2.4GHz独自規格では遅延1ミリ秒以下の製品もありますが、価格が高くなります。
- 電波干渉のリスク: Wi-Fiルーター、電子レンジ、Bluetooth機器など、2.4GHz帯を使う機器が周囲に多いと、接続が不安定になったり、遅延が増大したりする場合があります。マンションなど電波環境が混雑した場所では顕著です。
- 価格が高い: 無線通信チップと電池を搭載するため、有線モデルに比べて同じ性能帯で2〜3割ほど高価になります。高性能な無線ゲーミングマウスは¥10,000〜¥15,000の価格帯が中心です。
無線接続が向いている人
- デスク環境を美しく保ちたい人: ミニマルなデスクセットアップを好む、インテリアにこだわる、デスクの写真をSNSに投稿するといった場合、ケーブルレスの無線機器は見た目の美しさに直結します。
- 複数の場所で作業する人: リビング、寝室、カフェなど、場所を変えながらノートPCで作業する場合、無線マウスやキーボードは持ち運びやすく、どこでもすぐに快適な環境を作れます。
- PCから離れた位置で操作したい人: 大型テレビをモニターとして使う、プレゼンでスクリーンから離れた位置で操作する、ソファでリラックスしながら動画を見るといった用途では、無線接続の可動範囲の広さが大きなメリットになります。
- 複数デバイスを使い分ける人: PC、タブレット、スマートフォンを頻繁に切り替えて作業する場合、マルチペアリング対応の無線キーボード・マウスがあれば、デバイスごとに周辺機器を用意する必要がなくなります。
💡 ポイント
最新の無線ゲーミングマウスは、独自2.4GHz規格により遅延1ミリ秒以下を実現した製品もあります。ゲーム用途でも無線を選択できる時代になっていますが、価格は有線の2倍以上になる点は考慮が必要です。
遅延と応答速度|有線0.1ms vs 無線1〜30msの実測差
有線接続は物理的な電気信号伝達のため遅延が0.1ミリ秒以下、無線は規格により1〜30ミリ秒の遅延が発生します。一般的な作業では体感差はありませんが、ゲームや音楽制作など瞬間的な反応が求められる用途では、この数ミリ秒の差が結果を左右します。用途に応じて許容できる遅延範囲を見極めることが重要です。
遅延(レイテンシ)とは、マウスをクリックしてから画面に反応が現れるまで、キーボードのキーを押してから文字が入力されるまでの時間差を指します。有線接続では電気信号が光速に近い速度でケーブルを伝わるため、遅延は理論上ほぼゼロ、実測でも0.1ミリ秒以下です。人間の知覚限界は約10ミリ秒とされるため、有線の遅延は完全に知覚不能な範囲です。
無線接続の遅延は使用する規格によって大きく異なります。Bluetooth 4.2以前の規格では20〜30ミリ秒程度の遅延が一般的で、音ゲーやリズムゲームなど音と映像のタイミングが重要な用途では遅延を体感します。Bluetooth 5.0以降では遅延が10ミリ秒前後まで改善されましたが、それでも一部のゲームでは気になるレベルです。一方、ロジクールのLightspeed、RazerのHyperSpeed、CorsairのSlipstreamなど、メーカー独自の2.4GHz無線規格では、遅延を1ミリ秒以下に抑えた製品が登場しており、有線との差がほぼなくなっています。
用途別の許容遅延範囲
| 用途 | 許容遅延 | 推奨接続 |
|---|---|---|
| 文書作成・Web閲覧 | 30ms以下 | 有線・無線どちらでも可 |
| 動画視聴・一般作業 | 20ms以下 | 無線(Bluetooth)でも快適 |
| RPG・ストラテジー | 10ms以下 | 無線(Bluetooth 5.0)で十分 |
| FPS・格闘ゲーム | 3ms以下 | 有線または独自2.4GHz無線 |
| 音ゲー・音楽制作 | 1ms以下 | 有線推奨 |
⚠️ 注意
無線接続の遅延は、周囲の電波環境によって変動します。Wi-Fiルーターの近くや、Bluetooth機器が多数稼働している環境では、公称値よりも遅延が増大する場合があります。
安定性と信頼性|通信途切れと電波干渉のリスク
有線接続は物理的に接続されているため、通信が途切れるリスクはほぼゼロです。無線接続は電波を使うため、周囲の電波環境や障害物の影響を受け、接続が不安定になる場合があります。安定性を最優先するなら有線、多少の不安定さを許容できるなら無線という選択になります。
有線接続の通信安定性は極めて高く、ケーブルが物理的に断線しない限り、接続が途切れることはありません。途中でデータが欠落したり、遅延が急増したりすることもなく、常に一定の性能が保たれます。唯一の懸念点は、ケーブルの抜き差しによる接触不良ですが、これはコネクタ部分の清掃やケーブル交換で解決できます。
無線接続の安定性は、使用する周波数帯と周囲の電波環境に大きく依存します。Bluetoothと2.4GHz帯の独自無線規格は、Wi-Fi(2.4GHz帯)、電子レンジ(2.45GHz)、ワイヤレス電話(2.4GHz帯)などと同じ周波数帯を使うため、これらの機器が近くにあると電波干渉が発生し、接続が途切れたり、遅延が増大したりします。特にマンションやオフィスなど、複数のWi-Fiルーターが稼働している環境では干渉が顕著です。
電波干渉を軽減する対策
- 5GHz帯Wi-Fiへの切り替え: Wi-Fiルーターが2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応している場合、PC側を5GHz帯に接続すれば、2.4GHz帯を使う無線マウス・キーボードとの干渉を避けられます。
- USBドングルの位置調整: 無線機器付属のUSBドングルは、PC本体のUSBポートに直挿しすると、PC内部の電磁ノイズや金属筐体の影響で感度が下がります。USB延長ケーブルでドングルをデスク上に出すと、受信感度が大幅に改善される場合があります。
- 電子レンジとの距離を取る: 電子レンジは2.45GHz帯に強力な電波を放出するため、動作中は2.4GHz帯の無線機器に深刻な影響を与えます。デスクと電子レンジの距離を3m以上離すだけで干渉は大幅に軽減されます。
📌 補足
最新の無線ゲーミングマウスは、複数の周波数チャンネルを自動切り替えして干渉を回避する「アダプティブ周波数ホッピング」技術を搭載しています。これにより電波環境が悪い場所でも安定性が向上します。
電源管理とランニングコスト|電池交換と充電の手間
有線接続はPCから電源供給を受けるため電池管理が不要ですが、無線接続は充電または電池交換が必要です。充電式は1〜2週間に1回、乾電池式は3〜6か月に1回の交換が目安です。年間のランニングコストで見ると、乾電池式は年間¥500〜¥1,000程度、充電式は電気代のみで済みます。
有線PC周辺機器は、USBケーブルを通じてPC本体から電源を供給されるため、ユーザー側で電源管理を意識する必要がありません。電池切れで作業が中断されることもなく、使いたいときに必ず使える状態が保たれます。デスクトップPCでは常時通電しているため、マウスやキーボードのLEDライトも常時点灯できます。
無線PC周辺機器は、内蔵の充電式バッテリーまたは乾電池で動作します。充電式は1回の充電で1〜2週間程度持続し、就寝前や休日にUSBケーブルで充電すれば継続使用できます。高性能な無線ゲーミングマウスでは、急速充電機能により5分の充電で数時間使用できる製品もあります。乾電池式は単3または単4電池を使用し、使用頻度にもよりますが3〜6か月に1回の交換が目安です。
電源方式別の特徴比較
| 電源方式 | 充電/交換頻度 | 年間コスト | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| 有線(PC給電) | 不要 | ¥0 | 管理不要、常時使用可 | ケーブル必要 |
| 充電式バッテリー | 1〜2週に1回 | ¥50程度(電気代) | ランニングコスト低、環境配慮 | 充電忘れのリスク |
| 単3乾電池 | 3〜6か月に1回 | ¥500〜¥1,000 | 長期間交換不要 | 電池ゴミ発生 |
| 単4乾電池 | 3〜6か月に1回 | ¥400〜¥800 | 軽量、長期間交換不要 | やや高頻度 |
当サイトが楽天市場で集計した実売データでは、価格帯の中央値は¥7,460となっています。この価格帯では乾電池式の無線マウスが多く、初期コストを抑えつつ無線の快適性を得られる選択肢として人気です。一方、¥10,000以上の価格帯では充電式が主流となり、長期的なランニングコストと環境負荷の低さが重視される傾向が見られます。
✅ チェック
充電式マウスの中には、ワイヤレス充電パッド対応のモデルもあります。マウスパッド自体が充電器になっており、使用中も充電されるため、電池切れの心配が完全になくなります。
コストパフォーマンス|初期価格と総所有コストの比較
有線PC周辺機器は同じ性能帯で比較すると、無線より20〜30%ほど安価です。無線は初期価格が高い代わりに、充電式なら長期的なランニングコストは低く抑えられます。3年間の総所有コストで見ると、充電式無線は乾電池式よりも安くなり、有線に近づきます。予算と使用期間を考慮した選択が重要です。
当サイトが楽天市場で集計した実売データでは、中心価格帯は¥3,090〜¥19,926に分布しています。この範囲で有線と無線を比較すると、同じメーカーの同等モデルで有線が¥3,500、無線(Bluetooth)が¥4,500、無線(独自2.4GHz)が¥6,500といった価格差が見られます。無線接続の便利さに対して¥1,000〜¥3,000程度のプレミアム価格が設定されている形です。
長期的な総所有コスト(TCO)で考える場合、初期購入価格に加えて、電池代や充電の電気代、製品寿命までの期間を含めて計算する必要があります。たとえば、有線マウス¥3,500を3年間使用する場合のTCOは¥3,500です。無線マウス(充電式)¥6,500を同じく3年間使用する場合、充電の電気代は年間¥50程度のため、TCOは¥6,500 + ¥150 = ¥6,650となります。無線マウス(乾電池式)¥4,500を3年間使用し、年間4本(¥800)の電池を消費する場合、TCOは¥4,500 + ¥2,400 = ¥6,900となり、充電式よりやや高くなります。
3年間の総所有コスト比較(マウスの例)
| タイプ | 初期価格 | 年間ランニング | 3年TCO | 1年あたり |
|---|---|---|---|---|
| 有線マウス | ¥3,500 | ¥0 | ¥3,500 | ¥1,167 |
| 無線(充電式) | ¥6,500 | ¥50 | ¥6,650 | ¥2,217 |
| 無線(乾電池) | ¥4,500 | ¥800 | ¥6,900 | ¥2,300 |
| 無線ゲーミング(充電式) | ¥12,000 | ¥50 | ¥12,150 | ¥4,050 |
この比較から、初期コストを最優先するなら有線、快適性と長期コストのバランスなら充電式無線、初期コストを抑えつつ無線を試したいなら乾電池式無線という選択基準が見えてきます。
💡 ポイント
乾電池式無線マウスの中には、1本の電池で1年以上持続する超省電力モデルもあります。この場合、年間ランニングコストは¥200以下に抑えられ、充電式とのTCO差はほぼなくなります。
用途別の選び方フロー|7つの判断基準で最適解を見つける
PC周辺機器の有線・無線選びは、遅延許容度・デスク環境・予算・可動範囲・電源管理の手間・使用場所・複数デバイス利用の7つの基準で判断できます。これらの優先順位を明確にすれば、自分に最適なタイプが見えてきます。
以下のフローチャートに沿って、自分の状況と優先事項を整理してみてください。
判断基準1: 遅延許容度
- Q1: FPSゲームや音ゲーなど、1ミリ秒単位の遅延が気になる用途で使いますか?
- はい → 有線 または 独自2.4GHz無線(¥10,000以上)
- いいえ → 判断基準2へ
判断基準2: デスク環境の優先度
- Q2: デスク上の配線をゼロにして、見た目をすっきりさせたいですか?
- はい → 無線(充電式または乾電池式)
- いいえ → 判断基準3へ
判断基準3: 予算の制約
- Q3: 初期費用を最優先で抑えたいですか?
- はい → 有線(同性能で20〜30%安)
- いいえ → 判断基準4へ
判断基準4: 可動範囲の必要性
- Q4: PCから3m以上離れた位置で操作する必要がありますか?
- はい → 無線(電波到達距離10m程度)
- いいえ → 判断基準5へ
判断基準5: 電源管理の手間
- Q5: 充電や電池交換の手間を完全に避けたいですか?
- はい → 有線
- いいえ → 判断基準6へ
判断基準6: 使用場所の固定性
- Q6: 自宅の固定デスクのみで使い、持ち運びは不要ですか?
- はい → 有線(配線を一度整理すれば快適)
- いいえ → 判断基準7へ
判断基準7: 複数デバイスの切り替え
- Q7: PC、タブレット、スマートフォンを頻繁に切り替えて使いますか?
- はい → 無線(マルチペアリング対応モデル)
- いいえ → 有線・無線どちらでも可(価格と好みで選択)
📌 補足
上記のフローで「どちらでも可」に到達した場合、予算に余裕があれば無線、予算を抑えたいなら有線を選ぶと良いでしょう。また、マウスは無線、キーボードは有線といった組み合わせも有効です。
まとめ
有線と無線のPC周辺機器は、それぞれ明確な長所と短所を持っており、どちらが絶対的に優れているわけではありません。有線は遅延ゼロ・安定性・コストパフォーマンスに優れ、ゲーマーや固定デスク作業者に最適です。無線はケーブルレスの快適性・自由な配置・持ち運びやすさが魅力で、デスク環境を美しく保ちたい人や複数の場所で作業する人に向いています。
当サイトが楽天市場で集計した実売データでは、中心価格帯¥3,090〜¥19,926において有線モデルが20〜30%低価格で販売されており、初期コストを抑えられます。一方、レビュー数と評価から算出した上位群には無線モデルが多く、ユーザー満足度の高さが数値に表れています。遅延・安定性・電源管理・コストの各要素を、自分の用途と優先順位に照らして判断すれば、最適な選択肢が見えてきます。
ゲームや音楽制作など瞬間的な反応が求められる用途では有線または高性能な独自2.4GHz無線を、一般的な作業やWeb閲覧が中心ならBluetooth無線を、予算を最優先するなら有線を選ぶと失敗しません。また、マウスは無線で快適性を重視し、キーボードは有線で安定性を確保するといった組み合わせも実用的です。自分の作業スタイルと環境に合ったタイプを選び、快適なPC環境を構築してください。
キーポイント
- 有線接続は遅延0.1ms以下で入力と反応が同期する
- 無線接続の遅延は規格により1〜30ms、用途に応じて許容範囲を判断
- 有線は電波干渉がなく通信が常に安定、無線は周囲の環境に影響される
- 無線は電池管理が必要、充電式は1〜2週に1回、乾電池式は3〜6か月に1回
- 有線は同性能で20〜30%安価、初期コスト重視なら有線が有利
- 3年TCOで見ると充電式無線は乾電池式より安くなる
- ケーブルレスの快適性を重視するなら無線、配線が気にならないなら有線
- ゲーム・音楽制作は有線または独自2.4GHz無線を選ぶと遅延が最小化される
- 複数デバイスを切り替える場合はマルチペアリング対応の無線が便利
- 持ち運びや自由な配置が必要なら無線、固定デスクなら有線が最適
よくある質問
無線マウスの電池はどのくらい持ちますか?
充電式バッテリー搭載モデルは1回の充電で1〜2週間、乾電池式は単3または単4電池1〜2本で3〜6か月程度持続します。使用頻度やLEDライトの有無で変動しますが、一般的な事務作業であれば乾電池式は年2〜4回の交換で済みます。
Bluetoothと2.4GHz無線はどちらが良いですか?
Bluetoothは汎用性が高くドングル不要ですが、遅延が10〜30msあります。2.4GHz独自無線はUSBドングルが必要ですが、遅延1ms以下の製品もありゲーム向きです。一般作業ならBluetooth、ゲームなら2.4GHz独自無線を選ぶと良いでしょう。
有線マウスでケーブルが邪魔にならない方法はありますか?
マウスバンジー(ケーブルホルダー)を使うと、ケーブルを空中で固定してマウスの動きを妨げません。また、ケーブルマネジメントクリップでデスク端に沿わせると、視界から消えて見た目もすっきりします。柔軟性の高い編組ケーブル製品を選ぶのも有効です。
無線キーボードは入力遅延を感じますか?
一般的なタイピングでは無線キーボードの遅延を体感することはほぼありません。Bluetooth接続でも10〜20ms程度の遅延であり、人間の知覚限界以下です。ただし音ゲーなど正確なタイミングが求められる用途では、有線または独自2.4GHz無線を選ぶと安心です。
無線機器の電波が届く範囲はどのくらいですか?
Bluetoothは障害物のない環境で約10m、2.4GHz独自無線は約10〜15m程度が一般的です。ただし壁や金属製の家具があると減衰し、実用範囲は5〜8m程度になります。木造住宅の隣の部屋でも使えますが、鉄筋コンクリートの壁を挟むと届かない場合があります。
有線と無線で性能に差はありますか?
同じメーカーの同等モデルで比較すると、センサー性能やボタン数などの基本仕様に差はありません。ただし無線モデルは軽量化のため一部のボタンや重量調整機能が省略される場合があります。性能差よりも、遅延・安定性・電源管理の違いで選ぶべきです。
無線マウスの充電中は使えなくなりますか?
多くの無線マウスは、充電中も有線マウスとして使用できます。USBケーブルを接続した状態で充電しながら操作可能です。ただし一部の廉価モデルは充電中に使用できない場合もあるため、購入前に仕様を確認すると良いでしょう。
ゲーミング用途では有線と無線どちらを選ぶべきですか?
プロゲーマーの大会では有線が標準ですが、最新の無線ゲーミングマウス(独自2.4GHz規格)は遅延1ms以下を実現しており、競技レベルでも実用可能です。ただし価格は¥10,000以上と高額です。予算があれば高性能無線、コストを抑えるなら有線を選ぶと良いでしょう。
複数のデバイスで同じマウスを使えますか?
マルチペアリング対応の無線マウスは、ボタン一つでPC、タブレット、スマートフォンなど最大3台のデバイス間を切り替えられます。デバイスごとにマウスを用意する必要がなくなり、デスクがすっきりします。ロジクールやエレコムなどの主要メーカーが対応モデルを販売しています。
無線キーボードのセキュリティリスクはありますか?
Bluetooth接続は暗号化されており、基本的にセキュリティリスクは低いです。ただし古いBluetooth規格(4.0以前)や暗号化されていない2.4GHz無線では、理論上は傍受のリスクがあります。企業の機密情報を扱う場合は有線、または最新のBluetooth 5.0以上を選ぶと安全性が高まります。